箸置きと靴磨き
島本先生ラブ
以前リンクで紹介したけど、何回読んでも好きなので引用。島本和彦先生のラジオがなくなったのが本当に残念。ぜひpodcastで復活して欲しい(以前の本放送は北海道だったので)。正月に1回放送したらしいんだけどpodcastやらなかったんです。残念。

羽海野
炎尾先生って、誰かに相談されると一緒に悩んじゃって、悩んでいる過程もダダ漏れで。最後に出す結論が正しいかわからないけど、やっぱりいいんですよ。こんなに正直にマンガを描いて、みっともないくらいオロオロしてるのにかっこいい。「私はこういうマンガ家になりたい」と思うし、あのおかげでアシスタントさんに対する接し方が楽になりました。弱音吐いてみたり、逃げちゃったり、「怖くてもいいんだ、先生」って。

志村
塀内夏子さんのマンガ指南書みたいな本があって、私、それが大好きなんですけど......。

羽海野
私も買ってみます。

志村
そのなかでも、島本先生との対談というか、会ったときの話が書かれてるんですよ。で、島本先生は「私を炎尾君と同一人物と思わないでください」って言うんですけど、編集というかマネージャーをされてる方が「いえ、ほぼ一緒と考えて結構です。そのまんまです」って、すごく冷静に言う(笑)。

羽海野
私もそう思います。

志村
やっぱりそうなんですね(笑)。

羽海野
これ、ちょっと自慢なんですけど。島本先生がメールを下さるときに、まず「羽海野! 元気か?」って書かれてて。で、ダーッとスペースが入って「よーし、いい返事だ!」って書いてあるんですよ(笑)。

志村
かわいい!

羽海野
もう「大好き!」って。本物の炎尾先生だなあって思います。ああいう先生になりたいな。

志村
なりたいです。

フジテレビ『青い花』公式サイト・羽海野チカ×志村貴子スペシャルトークより(太字shiro)
Date : 2010.01.22 Friday 09:34::このエントリーを含むはてなブックマーク
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町山智浩-新井英樹対談を聴く
こんなん買っちゃいました。
町山智浩の、漫画師に訊け!新井英樹の巻(全巻セット¥1,100)』
価格分の価値があるかどうかと言われれば、同額の書籍を読む時間と対比すると考えると「ない」と思うし、中身から受けるカタルシスやレア度から言うとかなり「アリ」ですね。

自分は新井英樹の著作を殆ど持っていますし、その全部を二度以上読んでいます。だけど彼の作品は、本来自分の趣味とは対極の世界。普段見たくない世間のイヤな所、人間のイヤな所、殺人、いじめ、不条理、抵抗できない権力や絶対的な暴力、考えるとホントどうしようもなく、答えを出したくないような問題について、イヤでも考えさせられる。最低の世界が全開のマンガです。

でもね、読んでしまう。彼の著作には魅力がある。他の凡百な青年誌アリガチ暴力グロセックスマンガとは違います。要するに「怖い物見たさ」で見てるのではないんです。そこには本当のリアルがある。

例えば『ザ・ワールド・イズ・マイン』では、出た直後に惨殺され、その後一切出てこないような脇役にもすべて「命」を感じます。殺される前の日常描写が異様に執着を持って描かれているからです。それこそこの箇所だけでも、他の追随を許さないくらいに。セリフの1つ1つ、表情、服装、エピソードまでもが、その殺される人を表わすために描かれます。

もちろん主役級に関しては言わずもがな。ああ、こんな人いるよな。でも普通マンガで書かないよな、何故なら楽しくないから(笑)ってキャラクターも沢山出てきます。

これらのこだわりが新井マンガの魅力だと思うのですが、インタビューではその裏の意図について、どういう気持ちで書かれたかについてが、本人によって語られています。

何より意外だったのが、新井氏が弁が立つこと(笑)。町田氏のラジオをそんなに聞き込んでる訳でもないshiroにとっては、最初町田氏と判別が付かない位に、ちゃんとしゃべる。「そのように書いた意図」ってゆうのは、話したがらない漫画家もいる訳じゃないですか。しかし彼はちゃんと理論立てて、しゃべることができる。すごい。

個人的には『宮本より君へ』の話題があんなに聴けたのが意外ですっごく嬉しかった。あの衝撃のラストは実は○○○によるものだと分かったり。『ザ・ワールド・イズ…』と『キーチ!』の比較だとか、それによる『キーチ!vs』の今後の展開だとかの話も、まずここでしか聞けないんじゃない?裕木奈江擁護論だとか、あの人のモデルが高田純次だとかって話は笑い転げるほどウケた。

で、町田さんの解説がウマイじゃないですか。ファンが聴いててカタルシスを感じるツボを分かってて、誘導してる気がする。それに新井さんもちゃんと答えてる。いやーこの人には、もっとしゃべって欲しいなぁ。なんてゆうんだろう、下手したら軽くなりがちだったり端折らなければならなかったりするヒトや世間の「本質」的な話ね、そういうのがすらすらと出てくるのがすごい対談ですよ。

これは絶対活字よりも音声の方が面白いね。イイ企画でした。
新井英樹ファン限定ですが、オススメです。


関連記事
新井英樹ブーム
キーチ!ショックとパーム最新刊の製版
Date : 2010.01.13 Wednesday 22:59::このエントリーを含むはてなブックマーク
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『アバター』★★★☆☆
映画館で『アバター(3D字幕版)』を観る。2時間40分ほど?だったらしいけどその長い時間を感じさせなかった。しかし我慢できずに途中で放尿タイム一回。近いんだもん。

直前に車で『ギャラクシー・クエスト』の4回目になる再見を終えたばかりで、これまた観れば観るほど大傑作なものだから『アバター』楽しめるか心配だったのだけど。結果的にかなり楽しめました。美術・グラフィックが特に良かった。いわゆる「アニメ」以外であれだけ宮崎ハヤオ的「高い所でおっとっと」な気持ち良さを味わえる映画はなかったんじゃないだろーか。ストーリーはまぁ、特筆すべきところはないです(笑)。
(以下ネタバレかも)
readmore.jpg


Date : 2009.12.29 Tuesday 21:42::このエントリーを含むはてなブックマーク
TV・映画感想 :: comments (0) :: trackbacks (0)
TV版『JIN』
TVドラマ版『JIN』が終わった。といってもまだまだ続きを予感させる終わり方だけど。
近年まれにみるマンガ原作・TVドラマ化の成功例だったと思う。毎週楽しみだった。マンガはまだまだ続いていて終わる気配もないのだけど、そんな中でうまくプロットを取捨選択してTVのクールに収めている。脚本が本当に良い。終わり方も好きだ。

中谷美紀と武田鉄矢の存在が大きかった。特に中谷美紀はこのドラマ成功の立て役者だろうな。他にもいい働きをしてた脇役がいっぱいいた。予算がちゃんとついてるのか、小道具や美術もTVドラマにしては見事。NHKの連ドラよりもずっとちゃんとしてるんじゃないか。あの時代での医療器具も、ちゃんと考証されてるのが伝わってきたし、出来もよかった。

原作も大好きで当初からずっと読んでるけど、これはある意味原作を超えたと言えるね。坂本龍馬とタイムリープの関わりなどは全然原作にない話だけど、引き込まれる。

もし続編が映画になるんだったら、これは楽しみだね。
Date : 2009.12.25 Friday 23:58::このエントリーを含むはてなブックマーク
TV・映画感想 :: comments (0) :: trackbacks (0)
クリスマス
昨晩帰ったら、相方に「英語で『キミのお父さんのコーヒーをもらったよ』って書いて」って言われて。何かと思ったらツリーとプレゼントの横に飲み終わったコーヒーカップが置いてある。他にも部屋には色々サンタさんの痕跡があり…。アンタそんなに凝り性だったんだ…。

いつまでもつか分かりませんが、とりあえず楽しかったムスメ3歳のクリスマスでした。
プレゼントは3歳でも遊べる簡単なボード?ゲームと絵本。絵本はイエスさま生誕もの。メリークリスマス。
Date : 2009.12.25 Friday 08:58::このエントリーを含むはてなブックマーク
子育て :: comments (0) :: trackbacks (0)
サンタさんへ
このカメラがどうしても欲しいんです!でも買える予定はまったくないんです〜!
と叫んでいたらきっとどこかの心優しきご高齢の大富豪がポチッとお贈りいただけるようなそんな素敵な夢を見る2009年冬、クリスマス。

OLYMPUS PEN マイクロ一眼 E-P1 レンズキット シルバー E-P1 LKIT-SLV
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Date : 2009.12.11 Friday 16:02::このエントリーを含むはてなブックマーク
日常雑記 :: comments (0) :: trackbacks (0)
『娚の一生(2)』『とろける鉄工所』
西炯子『娚の一生(2)』

前回書いた感想は撤回。スマンかった。オノ・ナツメとかのアレでは全然なかった。
この50代オサレオヤジ「海江田」はリアルなのか。
勿論全然リアルではない。リアルではないけど、この2巻になって「あの」西炯子節が炸裂。

ここに出てくる海江田は、50代だけど、嶽野(昔のBLの主人公)であって、ご隠居(『三番町萩原屋…』)と一緒だった。リアルかどうかなんて関係なかった。あの魅力的なキャラが帰ってきた。『三番町萩原屋…』末期からの長い停滞期を終え、『STAY』シリーズで目覚め、多くの短中編で完全復活した西炯子。ここまで来た後だからこその定番キャラ復活にshiroは感慨深いものがあります。西を読まない人には一つも分からない文章でスマン。

野村宗弘『とろける鉄工所』
一気に3巻まで読んだけど、2009年に出会ったマンガではNo.1です。





Date : 2009.11.23 Monday 07:13::このエントリーを含むはてなブックマーク
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『グラン・トリノ』★★★★☆
DVDで『グラン・トリノ』を。

一人のおじいちゃんのしかめっ面だけで最後までもたせる傑作。俳優ってこうゆうことだ。
目立つ演出もED以外記憶に残る音楽もアクションもないけれど、笑ってじいんときて考えさせる。
あまり映画を観ず、それゆえ選択眼がなく、ハズレばかり掴まされ、それゆえジャッジが厳しいオレみたいな映画初心者には、いやだからこそかも知れないけど、「映画の良さってこうゆうモンだよな」と思わされます。

重いラストだけど、後味は全然悪くない。そして見終わった後に色々考えさせられる。
いい時間でした。
今、大人が迷う時代。
でも、この男がいる。

公式サイトより

陳腐な使い古したコピーのようだけど、この映画を観ればナットク。イーストウッドにこそふさわしい。

グラン・トリノ [DVD]
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Date : 2009.11.23 Monday 06:42::このエントリーを含むはてなブックマーク
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『とろける鉄工所』ほか
ここ数ヶ月は主催するイベントの準備でてんてこまいで、特に夏からはまともにマンガも買っていなかった。なんで久しぶりにちょっといっぱい買いました。

ゾルゲ市蔵『8bit年代記』インベーダーに始まりナムコ黄金期を経過したshiroと同世代作家の青春期。『パックランドでつかまえて』のマンガ版と言えば話が早いか。アニメ話があるのも嬉しい。ほんと、あの頃のゲーセンを復活したいなぁ。お金あればやるのになぁ。

野村宗弘『とろける鉄工所(1)』面白い!講談社がまたやってくれた!

よしながふみ『きのう何食べた?(3)』このペースなら永遠に続けて欲しいかんじだ。しかしゲイの方は盆と正月ってアレだなぁ。

よしながふみ『大奥(5)』4巻からさっぱりダメ。つか3巻までが奇跡的にすごかったからなぁ。あの後どう続くんだと思ったし。やっぱり無理だったか。

幸村誠『ヴィンランド・サガ(8)』衝撃の展開。残酷描写が苦手な人にはオススメしないけど、これ本当に傑作。

尾瀬あきら『蔵人(9)』完結。良いところで終わったと思う。尾瀬あきらさんは本当にハズレがない。次回作も大期待です。

中村嘉宏『オーバーマン・キングゲイナー(7)』6年の年を経て遂に完結。この人の絵、大好きだ。しかし富野ネーミングは読んで(聞いて)るだけで気持ちいいよな。キッズ・ムント、ロンドン・イマ、ウルグスク、ママドゥ先生、ガウリ隊、セント・レーガン、ウッブス、バック・ハロン、etc...

武富健治『鈴木先生』…7〜8巻一気読み。とんでもない世界までイっちゃってます。一読の価値アリ!!

あとまだまだ買ってないのがあるので後ほど…
Date : 2009.10.25 Sunday 21:54::このエントリーを含むはてなブックマーク
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追いつかない
今までそれなりにミクシやなんかで子供の成長を書いてきたりしたのだけど、三才を過ぎるあたりからもうさっぱり書かなくなった。
間に合わないのだ。あまりにも面白過ぎて、自分の表現力が追いつかないというか。自分達で楽しむだけでいっぱいいっぱいというか。毎日毎日面白過ぎて、記録は追いつかない。

ここまで子育てしてやっと、プクリン日記がなぜあれだけ面白いかが分かった気がする。

子育ての現実は、もっともっと面白かったのだ。
Date : 2009.09.04 Friday 23:04::このエントリーを含むはてなブックマーク
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